【Premiere Pro Tips】3種のディゾルブの違いと使い方

こんにちは!たみよしです!

今回はPremiere ProのTipsの紹介です!

動画編集を始めたての頃、Premiere Proを触り始めて恐らく誰もが通る道だと思います。

エフェクトのトランジションを見ていた時に見つけるであろうこの3つのディゾルブ

  • ディゾルブ
  • クロスディゾルブ
  • フィルムディゾルブ

そしてこう思うはずです。


たみよし

この3つのディゾルブの違いは何なんだろう?そしてどう使い分けるんだろう?

今回はそんな疑問に答える違いと使い分けに関して紹介していきます!

この記事の結論はこちら!!

  • ディゾルブとは映像Aが徐々に消え、映像Bが徐々に現れるトランジションのこと
  • 3つの違いは映像AとBの切り替えの方法
  • ディゾルブはシーンの移行、回想シーンへの転換、時間経過の表現などに有効!

ディゾルブとは?

ディゾルブとは英語で書くと「dissolve」溶解する、という意味です。

映像業界ではオーバーラップ(Overlap)と言われています。

こちらは重なり合うといった意味ですね。


たみこ

では動画編集や映像制作においてディゾルブ(=オーバーラップ)は何を指すのでしょうか?

映像Aが徐々に消えて、映像Bが徐々に現れる映像の切り替え手法のことを言います。

ディゾルブとオーバーラップの2つの意味がまさに重なり合ったような内容ですね。

3種類のディゾルブ

Premiere Proには3種類のディゾルブがあるのはご存知の方も多いと思います!

3種類のディゾルブ

  • ディゾルブ
  • クロスディゾルブ
  • フィルムディゾルブ

の3つですね。

Premiere Proを触り始めたころはこの3つの違いがよくわからずとりあえずクロスディゾルブを使っているという場合が多いのではないでしょうか?

こちらの3つの違いについてお話していきます。

ディゾルブ

まずはノーマルなディゾルブです。

ディゾルブトランジションは、クリップ B からクリップ A にカラー情報を追加し、クリップ B からクリップ A のカラー情報を差し引きます。

Adobe公式サイトの説明になります。


ノーマルなディゾルブは不透明度による切り替えではなく、カラー情報を差し替える切り替えだということです。

たみこ

カラー情報を差し替えているので映像の切り替わりの際に覆い焼きカラーのような効果が出るんですね。

クロスディゾルブ

クロスディゾルブは最も使われているディゾルブ、いやトランジションではないでしょうか。

クロスディゾルブトランジションは、クリップ A をフェードアウトしながらクリップ B をフェードインします。

クリップの最初に黒い画面からフェードインしたり、クリップの最後に黒い画面へフェードアウトしたりするときにも、クロスディゾルブは効果的に利用できます。

クロスディゾルブは前の映像をフェードアウト(不透明度を100%から0%に下げて)しながら、次の映像をフェードイン(不透明度を0%から100%に上げる)するトランジションです。

フィルムディゾルブ

クロスディゾルブとの違いが最も分かりにくいのがフィルムディゾルブです。

フィルムディゾルブトランジションは、リニアカラースペース(ガンマ = 1.0)でブレンドを行うディゾルブトランジションです。

フィルムディゾルブトランジションは、よりリアルな方法でブレンドを行います。見た目に違和感を生じないようにディゾルブするトランジションと言えます。

一番わかりにくいですね……

たみよし

リニアカラーベース(ガンマ=1.0)ってなんやねんって思います。

リニアカラーベースとは線形色空間とも言われます。詳しい説明はこちらのブログが参考になります。

Adobe側もそれがわかっているんでしょう。後半にわかりやすく書いてあります。

見た目に違和感を生じないようにディゾルブするトランジションということですね。


ここでクロスディゾルブとフィルムディゾルブを比較してみます。

ほぼ同じですね。

デュレーションは全く同じですが、若干フィルムディゾルブのほうがトランジションの時間が長いようです。

たみよし

私は公式の通り、より違和感がないトランジションをしたい場合はフィルムディゾルブを使うという形で使い分けています!

ディゾルブの使いどころ

以上3つのディゾルブの違いを見てきました!

では、このディゾルブトランジションはどういう場面で使うと効果的なのでしょうか?

おおよそ2つに分けられると考えられます。

ディゾルブの使いどころ

  • 時間の経過を表現したいとき
  • 場所の移動を表現したいとき
  • テロップやワイプのフェードイン&フェードアウト

時間の経過を表現したいとき

1つ目は時間の経過を表現したいとき

ほぼ同じ絵で時間が進んでいることを表現したいとき有効です。こちらのYouTubeがわかりやすいのでお借りします!

場面の転換を表現したいとき

2つの映像をつなげるとき、あえて重ねることでより情緒的に表現することもできます。場面転換の中でも

  • 場所の移動
  • 過去回想シーン

など使いどころは様々です。

たみよし

こちらの動画はたみのこが依頼を受けて作成した地域PR動画です。

何ヵ所かで使用しているのですが、例えば2:06付近で松明の火から夕陽の太陽へとつなげたかったのでその2つが重なりつつ場面が変わるようにクロスディゾルブを使用しています。

テロップやワイプのフェードイン&フェードアウト

不透明度のキーフレームを打つ代わりに、クロスディゾルブをあてることでフェードイン、フェードアウトをさせる使い方をしている人は少なくないのではないでしょうか?


ディゾルブは1つのクリップに対しても有効です。

クリップの端にあてることでフェードイン&アウトをさせることができます。

ここでは3つのディゾルブをあててフェードイン・アウトの違いも比較してみました。

ディゾルブ→クロスディゾルブ→フィルムディゾルブの順でアニメーションの時間が長いですね。

おわりに

これまで3つのディゾルブの違いとその使い方をみてきましたがいかがでしたでしょうか?

たみよし

特にクロスディゾルブとフィルムディゾルブの違いは非常にわかりにくいですね。

それぞれを効果的に使えるようにいろんな場面でそれぞれのディゾルブを使ってみることで、自分の中での使い分けもできてくると思います。

いろんな動画編集にチャレンジして効果的に使えるようにスキルを磨いていきましょう!


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